ドラクエ4 スマホ版 第五章~導かれし者たち~シンシアのはねぼうし
前回のお話↓
いよいよ第五章です。
第五章は序章の続きで、勇者の旅立ち、仲間との出会い、そして宿敵デスピサロとの対決があります。
序章のおさらいはこちらから。
(序章の記事をアップしてからだいぶ日が経ってしまいました・・・)
第五章 導かれし者たち
エンドールからはるか東の山奥に
名もない小さな村がありました。
その村に住む人々はけっして
おもてには出ず よそ者を寄せつけず
ひっそりと暮らす毎日。
村人たち以外はそんな村が
あることさえ知らないはずでした。
しかし・・・・・・。
家の外に出ると丘の花畑で日向ぼっこをしているシンシアがいました。
少し照れくさくなったぴろはすぐ近くの宿屋に入ると
見慣れない客人の姿がありました。
村の掟を破り、旅の詩人を助けたと言う宿屋の主人。
宿屋の主人は「災いの種にならなければいいのですが・・・」と
旅の詩人を助けたことを危惧しているようです。
少し寄り道をしてしまいましたが、父にお弁当を渡しに行きます。
シンシアも父もなんだか大げさだなぁと思いながら家に帰ると・・・
突然、魔物が村を襲ってくるという知らせが。
この村は勇者を魔物から隠すための村だったのです。
生き延びて強くなれ。
剣士はそう言い残し部屋を出て行くとシンシアが入って来ました。
「あなたを殺させはしないわ。」
シンシアはそう言うとモシャスを唱えました。
シンシアが外へ出て行き、激しい戦闘の音がしてしばらくすると
魔物たちの声が聞こえてきました。
外に出ると魔物の姿は無く、村は焼野原になっていました。
辺りを見回しても誰もいません。
少し歩くと村の中央に何か光る物が・・・
誰もいなくなってしまった村。
そこには生き残ったぴろとはねぼうしがあるだけでした。